青山真治監督追悼特集上映 帰れ北九州へ―青山真治の魂と軌跡 北九州国際映画祭 KIFF2023 公式ホームページ

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青山真治監督追悼特集上映 帰れ北九州へ―青山真治の魂と軌跡

EVENT2023.11.29

青山真治監督追悼特集上映 帰れ北九州へ―青山真治の魂と軌跡

共喰い』

【上映日時】12月14日(木)10時00分~12時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】光石研氏、とよた真帆、甲斐真樹氏、斉藤陽一郎氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

【上映日時】12月16日(土)13時00分~15時00分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】無し
【観賞料金】1,000円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

暴力的な父を嫌悪しながら、彼と日に日に似てくる自分に怯える高校生の遠馬。父と息子をつなぐ血縁関係は、周囲の女性たちを巻き込みながらある事件へと導かれる。原作は芥川賞を受賞した田中慎弥の小説『共喰い』。物語の舞台は昭和末期の下関だが、撮影は北九州で行われた。
*ロカルノ国際映画祭YOUTH JURY AWARD最優秀作品賞&ボッカリーノ賞最優秀監督賞をW受賞

監督:青山真治 原作:田中慎弥『共喰い』 脚本:荒井晴彦 プロデューサー:甲斐真樹 アソシエイトプロデューサー:佐藤公美 撮影:今井孝博
出演:菅田将暉(篠垣遠馬)、木下美咲(千種)、篠原友希子(琴子)、光石研(篠垣円)、田中裕子(篠垣仁子)
102分 日本 2013年

                 

空に住む』

【上映日時】12月14日(木)12時45分~15時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】髙橋洋氏、斉藤陽一郎氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

【上映日時】12月17日(日)10時00分~12時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】無し
【観賞料金】1,000円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

両親を突然亡くし、叔父夫婦が所有する高層マンションに、愛猫ハルと暮らし始めた出版社勤務の直実。やがて彼女は、同じマンションに住む人気俳優の時戸森則と知り合い不思議な関係を結ぶことに。
一人の女性が前を向き再び歩き出すまでを描いた本作は、青山監督の遺作となった。
*釜山国際映画祭アジアの窓部門に正式出品

監督:青山真治 原作:小竹正人『空に住む』 脚本:青山真治、池田千尋
プロデューサー:井上鉄大、齋藤寛朗
出演:多部未華子(小早川直実)、岸井ゆきの(木下愛子)、美村里江(小早川明日子)、岩田剛典(時戸森則)、鶴見辰吾(小早川雅博)、大森南朋(吉田理)、永瀬正敏(ペット葬儀屋)、髙橋洋(柏木)、斉藤陽一郎(医師)
118分 日本 2020年

                 

『サッド ヴァケイション

【上映日時】12月14日(木)15時45分~18時30分
【上映会場】J:CОM北九州芸術劇場・中劇場
【ご登壇ゲスト】板谷由夏氏、斉藤陽一郎氏、甲斐真樹氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

【上映日時】12月16日(土)10時00分~12時30分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】無し
【観賞料金】1,000円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

 安男の妹ユリを連れ各地を転々としていた健次は、自分を捨てた母親に偶然再会。彼女の現夫が営む運送会社「間宮運送」で働き出す。そこには、かつてバスジャック事件の被害者として旅に出た梢もいた。『Helpless』『EUREKA』の登場人物が一堂に会した、“北九州サーガ”3作目にして最終章。
*ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式出品

監督・原作・脚本:青山真治 プロデューサー:甲斐真樹 撮影:たむらまさき
出演:浅野忠信(白石健次)、石田えり(間宮千代子)、宮﨑あおい(田村梢)、板谷由夏(椎名冴子)、中村嘉葎雄(間宮繁輝)、高良健吾(間宮勇介)、畔上真次(アチュン)、光石研(茂雄)、斉藤陽一郎(秋彦)、★辻★香緒里(松村ユリ)、とよた真帆(牧村医師役)、オダギリジョー(後藤)
136分 日本 2007年

                 

『EUREKA ユリイカ

【上映日時】12月15日(金)10時00分~14時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】無し
【観賞料金】1,000円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

【上映日時】12月17日(日)13時00分~17時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】斉藤陽一郎氏、仙頭武則氏、佐藤公美氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

バスジャック事件の被害者となった運転手の沢井真と、乗客の田村直樹・梢兄妹。生活が一変し心に大きな傷を負った彼らは、もう一度人生をやり直すため、兄妹の従兄を連れあてのない旅に出る。本作はカンヌ国際映画祭で大絶賛され、世界中に映画作家青山真治の名前を知らしめた。
*カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞&エキュメニック賞をW受賞、
シンガポール国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞

監督・脚本:青山真治 プロデューサー:仙頭武則 記録・アシスタントプロデューサー:佐藤公美 撮影:田村正毅
出演:役所広司(沢井真)、宮﨑あおい(田村梢)、宮﨑将(田村直樹)、斉藤陽一郎(秋彦)、光石研(シゲオ)、松重豊(松岡)、利重剛(犯人)
217分 日本 2000年

                 

『Helpless

【上映日時】12月15日(金)15時00分~16時45分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】斉藤陽一郎氏、佐藤公美氏、甲斐真樹氏、木滝和幸氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

【上映日時】12月16日(日)18時30分~20時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】斉藤陽一郎氏、仙頭武則氏、佐藤公美氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

北九州に暮らす高校生の健次は、仮出所した幼馴染の安男に再会。ヤクザの組長を探す安男から鞄と妹のユリを託され、思わぬ暴力沙汰に巻き込まれていく。青山監督の初の劇場用映画であり浅野忠信の初主演映画となった本作は、国内外の映画祭に多数出品され大きな評価を得た。

監督・脚本:青山真治 プロデューサー:仙頭武則 撮影:田村正毅 記録・衣装:佐藤公美 
出演:浅野忠信(白石健次)、光石研(松村安男)、★辻★香緒里(松村ユリ)、斉藤陽一郎(秋彦)
★辻=公式の表記ではしんにょうの点が1つ
79分 日本 1996年

                 

『東京公園』

【上映日時】12月16日(土)15時30分~18時00分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】三宅唱氏、斉藤陽一郎氏、佐藤公美氏
【観賞料金】1,300円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

【上映日時】12月17日(日)18時00分~20時15分
【上映会場】小倉昭和館
【ご登壇ゲスト】齋藤寛朗氏
【観賞料金】1,000円 ※当日券は200円増 ※学生は全て500円

カメラマン志望の光司は、見知らぬ男からの「自分の妻を尾行し撮影してほしい」という依頼を、困惑しながらも引き受ける。彼女を追いかけ東京中の公園を回るうち、彼は自分にとって大事な女性たちとの関係を振り返ることに。青山監督の新境地ともいえる清々しいラブストーリー。
*ロカルノ国際映画祭金豹賞審査員特別賞受賞

監督:青山真治 原作:小路幸也『東京公園』 脚本:青山真治、内田雅章、合田典彦 プロデューサー:齋藤寛朗、山崎康史 撮影:月永雄太
出演:三浦春馬(志田光司)、榮倉奈々(富永美優)、小西真奈美(志田美咲)、井川遥(初島百合香/志田杏子)、髙橋洋(初島隆史)、染谷将太(高井ヒロ)、斎藤陽一郎(ピアニスト・横坂好生役)
119分 日本 2011年

                 

光石研氏

1961年9月26日生まれ、福岡県出身。高校在学中に『博多っ子純情』(78)のオーディションを受け、主役に抜擢される。以後、冷徹なヤクザから良き父親役まで様々な役柄を演じ、映画やドラマ界では欠かせない存在として活躍。2016年には第37回ヨコハマ映画祭助演男優賞(映画『お盆の弟』(15)・『恋人たち』(15))、2019年には第15回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 主演男優賞(「デザイナー 渋井直人の休日」(TX))を受賞。同年には出身地の北九州市より市民文化賞を受賞。近年の主な映画出演作は『青くて痛くて脆い』、『喜劇 愛妻物語』(20)、『バイプレーヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』『浜の朝日の嘘つきどもと』、『由宇子の天秤』、『マイ・ダディ』(21)、『おそ松さん』、『やがて 海へ と届く』、『メタモルフォーゼの縁側』、『異動辞令は音楽隊!』(22)、『波紋』(23)など。

                 

とよた真帆氏

1967年東京都生まれ 高校在学中にモデルデビューしパリコレクション等にも出演。 1989年には女優デビュー 以降多数のドラマや映画、舞台等に出演。 また芸術の造詣が深く絵画の個展を開き京友禅の絵師として着物のデザインを手がける。 家具などの木工、手芸もこなし、DIY番組を持つ等、趣味の域を超えた活動を展開。

                 

甲斐真樹氏


1965年生まれ、福岡県出身。96年青山真治監督作品『チンピラ』をプロデュ-ス以降、『WiLd LIFe』『冷たい血』(共に97/青山真治監督)などを手掛けたのち、05年に株式会社スタイルジャムを設立。主な作品に『パビリオン山椒魚』(06/冨永昌敬)、『転々』(07/三木聡監督)、『サッド ヴァケイション』(07/青山真治監督)、『たみおのしあわせ』(08/岩松了監督)、『色即ぜねれいしょん』(09/田口トモロヲ監督)、『共喰い』(13/青山真治監督)、『南瓜とマヨネーズ』(17/冨永昌敬監督)、『生きてるだけで、愛。』(19/関根光才監督)、『ぜんぶ、ボクのせい』(22/松本優作監督)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22/大森立嗣監督)などがある。

                 

髙橋洋氏

出身地:大阪府
【舞台】
2020年 「藪原検校」[作:井上ひさし 演出:杉原邦生]
2022年 「フェルメール・ブルー」 演出:田尾下哲・保科由里子
【映画】
2011年 「東京公園」
2020年 「無頼」
    「空に住む」
Netflix「ゾン 100~ゾンビになるまでにしたい 100 のこと~」
「ゆとりですがなにか インターナショナル」
【TV】
2023年 CX 「女神の教室」#8
NTV「Dr.チョコレート」#9
YTV「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」

                 

斉藤陽一郎氏

1994年篠原哲雄監督作品「YOUNG & FINE」のオーディションにて主役に抜擢され役者の道へ進む。青山真治監督作品「教科書にないッ!」に出演し,以降青山真治監督の殆どの作品に出演。同監督作品「Helpless」にてスクリーンデビューし「EUREKA」「サッド ヴァケイション」と北九州三部作に出演。 「軒下のならず者みたいに」では主役を演じる。

                 

板谷由夏氏


1999年、映画「avec mon mari」に出演し、女優デビュー。その後、ドラマ「パーフェクトラブ!」を皮切りに、数多くのドラマ、映画に出演。2007年の第22回高崎映画祭では「サッド ヴァケイション」で最優秀助演女優賞を受賞した。
役者としての活動以外では、2007年から「NEWS ZERO」に出演し、2018年までの11年間キャスターを務めた。また、映画の魅力を伝える情報番組「映画工房」ではMCとして出演するなど、マルチに活躍。2児の母であるとともに、自身が立ち上げたファッションブランド「SINME」のディレクターも務める。

                 

仙頭武則氏

1961生。カンヌ国際映画祭では『萌の朱雀』(97)、  『M/OTHER』(99)、『EUREKA(ユリイカ)』(00)、『UNLOVED』(01) 4作受賞はじめ全部門で多数招待。ベルリン『エレファント・ソング』(95)、『独立少年合唱団』(00) バンクー バー・大賞『この窓は君のもの』(94)、ロカルノ『豚の報い』(98)、釜山・大賞『タイムレスメロディ』(99)、ロッテルダム・大賞『まぶだち』(01)など12ヶ国の国際映画祭で100賞以上を受賞。新人発掘と邦画の国際化を先駆的に注力してきた。青山真治監督とは『Helpless』や『EUREKA』など7作品を生み出した。他に『リング/らせん』(98)、『五条零戦記』(00)、『私立探偵濱マイク(TVシリーズ』(02)、「美しい夏キリシマ(キネマ旬報ベストテン一位)」(02)、 『接吻』(08)、『はだかのゆめ』(22)等60作品以上。

                 

佐藤公美氏

立教大学卒業後、助監督や製作デスクなどを経て、青山真治監督の映画デビュー作『Helpless』(96)で衣裳とスクリプターを担当。以降、『チンピラ』(97)『WiLd LIFe』(96)『SHADYGROVE』(99)『EUREKA』(00)『月の砂漠』(01)ほかで、共同脚本・プロデューサー・スクリプターを務め多岐に渡り作品を支える。98年、ブランディッシュを設立。主なプロデュース参加作に『路地へ 中上健次の残したフィルム』(01) 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(05)『ありがとう』(06/万田邦敏監督)『接吻』(08/同)『共喰い』(13)『南瓜とマヨネーズ』(17/冨永昌敬監督)『生きてるだけで、愛』(18/関根光才監督)など。

                 

三宅唱氏

1984年生まれ。北海道出身。主な監督作に『ケイコ 目を澄ませて』、『きみの鳥はうたえる』、『密使と番人』な ど。最新作は『夜明けのすべて』(2024年2月全国劇場公開予定)。



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